⑤WEB集客は「点」ではなく「仕組み」|マーケティングファネル全体の整理

ここまで、
WEB集客の流れや、施策ごとの役割について整理してきました。
すると、多くの方が次にこう感じるはずです。
「じゃあ、結局これらをどう組み合わせればいいの?」
実は、WEB集客がうまくいかない原因の多くは
施策そのものではなく、全体設計がないことにあります。
今日は、
MEO・SEO・SNS・広告・ホームページ・LINEなどを
1つの仕組みとして整理する回です。
WEB集客は「ファネル」で考えると一気に分かりやすくなる

WEB集客は、
単発の施策で完結するものではありません。
基本となるのは、次の流れです。
認知・興味 → 比較検討 → 教育・信頼 → 問い合わせ・成約
これは
BtoCでもBtoBでも、
業種や規模が違っても変わりません。
ただし、商品やサービス、対象顧客によって
意思決定者が変わってくるため、「検討期間の長さ」も変わってきます。
だからこそ、
検討期間に応じた接点設計が重要になります。
なぜ「ホームページ/LP」が必須なのか

MEO・SEO・SNS・広告・チラシなどは、
すべて「入口の施策」です。
人を連れてくる力はありますが、
それだけでは成果になりません。
なぜなら、
お客様は必ず「比較・確認」をするからです。
- 本当に信頼できる会社か?
- 他社と何が違うのか?
- 実績はあるのか?
- サービス・商品は自分に合っているのか?
- 品質や納期、価格はどうなっているのか?
この判断の中心になるのが、
ホームページやLPです。
どんなに認知を取れても、
比較検討の受け皿が弱ければ、
成果は生まれづらいです。
WEB広告は「最強」だが、順番を間違えると最悪になる
ここで、多くの方が気になるのがWEB広告です。
広告の強み
WEB広告は、「ワンクリック〇〇円」という形で配信できるため、
見てもらえる数が安定し、予算と成果の計画も立てやすいという大きな強みがあります。
また、地域や年齢、興味関心に基づいてターゲットを絞れるため、
無作為に配るチラシなどのオフライン施策と比べ、非常に効率よ良い手段です。
その上で、広告では商品やサービスによって、
- Google広告が向いている
- Meta広告(Instagram・Facebook)が向いている
といった使い分けもできます。
ただし、広告は「止めた瞬間に消える」

一方で、
広告には決定的な弱点があります。
広告費を止めた瞬間、露出はゼロになる。
- 情報が残らない
- 資産にならない
という特性があります。
新規事業の立ち上げ時などビジネスを加速させるために
時間をお金で買う意味でも広告は効果的です。
一方で情報資産も残していかないと、いつまでも広告費用の流出が止まらず、
広告の費用対効果も低下していきます。
広告だけに頼る設計は非常に危険です。
正しい広告の使い方
広告は、
- 集客のブースター
- 仕組みを加速させる装置
として使うのが正解です。
具体的には、
- ホームページ・LP・MAP情報を整える
- 広告で人を集める
- 実際の顧客から
- 口コミ
- フィードバック
- 事例 を回収
- それを情報資産として反映
集客と情報資産づくりを同時進行する設計
これが、中小企業にとって最も合理的な広告活用です。
BtoBは特に「すぐ売れない」ことを前提に考える

BtoBビジネスの場合、
いきなり問い合わせや成約が起きることは稀です。
- 単価が高い
- 検討期間が長い
- 意思決定者が複数
だからこそ、
接点を持ち続ける仕組みが重要になります。
例えば、合コンやマッチングアプリで出会った初対面の方にいきなり
「付き合ってください!」
「結婚してください!」
と言われたらどうですか?
かなりキツいですよね(笑)
まずは連絡先を交換して、
定期的にやり取りをし、
信頼や相性を感じた上で、関係が深まっていきます。
WEBマーケティングも一緒です。
まずは、知ってもらう。
連絡先(=メールアドレス・LINE)を交換して、
定期的に連絡を取る(=メルマガ・LINE配信・セミナー)。
そこで信頼してもらえたり、お悩みが出てきたタイミングで
直接会う(=個別面談)。
そこからお付き合いが始まる(=成約)。
地域ビジネスの第一歩は「MEO × ホームページ」

一方で、地域ビジネスが最初に整えるべきものは明確です。
- MEO:今すぐ客・地域認知
- ホームページ:比較・信頼
この2つが揃って、
はじめて他の施策が活きてきます。
その後に、
- 広告
- SNS
- SEO
- オフライン施策 etc…
を段階的に広げていくのが正攻法です。
よくある失敗
よくある失敗は、
- とりあえず広告を打ってみる
- チラシや看板をとりあえず出す
- 流行っているからSNSを始める
といった全体設計に基づかない、“点”での対策をすることです。
知り合いの経営者やYoutubeなどで「成果出る」「やったほうがいい」と言われて、
とりあえず初めてまう。
経営者は行動力がある人が多いからこそ、この罠にハマりがちです。
そして、点での対策となってしまい、成果も見えずらいため、
価格で業者を選んでしまったり、中途半端な運用で
「成果出ないし、もういいや」という判断になってしまいます。
まとめ:WEB集客は「手法」ではなく「設計」
WEB集客が難しいのではありません。
- 施策が多すぎる
- 情報がバラバラ
- 順番が整理されていない
これが、成果を遠ざけています。
だからこそ重要なのは、
「全部やる前に、まず整理すること」
次回はいよいよ最終回です。
- これらをどう組み合わせるのか
- クロスメディア戦略
- AI時代でも評価される設計
そして、
なぜ“全体整理”から始めるべきなのか
その答えをお伝えします。
