動物病院の集客方法|Googleマップ(MEO対策)と口コミで新患を増やす実践ガイド

執筆者
島田拓也|株式会社FINEXT代表
MEO・WEB集客コンサルタント

「ホームページはあるが、新規の飼い主さんからの問い合わせが増えない」

「近くに新しい動物病院ができて、患者数が減ってきた」

「口コミの件数が競合より少なく、Googleマップで選ばれていない気がする」

動物病院の院長から、こういった声をよく聞きます。

地域に根ざした動物病院の集患において、今最も重要なのはGoogleマップを起点としたWEB集客の仕組みです。飼い主の情報収集行動が大きく変化した今、WEB上での存在感を高めることが新規集患の鍵になっています。

この記事では、動物病院が取り組むべき集客方法を優先順位順に解説します。

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目次

動物病院の集患を取り巻く環境

ペット飼育率の上昇と動物病院の増加

コロナ禍以降のペット飼育率の上昇により、動物病院の需要は高まっています。

一方で、動物病院の数も年々増加しており、特に都市部では競合が激化しています。「近くに動物病院はあるが、どこが良いか分からない」という飼い主が、Googleマップや口コミを参考に病院を選ぶ時代になっています。

飼い主の検索行動の変化

「〇〇市 動物病院」「〇〇駅 犬 病院」という地域×業種の検索でGoogleマップを開き、口コミの件数・評価・写真・診療時間を見て受診する病院を選ぶ——これが今の飼い主の標準的な行動です。

チラシを見て来院するケースは減り、WEB上での情報量と口コミの質が新規集患の決め手になっています。

初めての病院に問い合わせる前に、飼い主はGoogleマップのプロフィールとホームページを必ず確認します。その2箇所で「安心して連れて行けそう」と感じてもらえるかどうかが、来院を左右します。

動物病院がやるべき集客施策【優先順位順】

限られたリソースで最大の集患効果を出すために、「費用対効果が高く・積み上げ型で効く」施策を優先順位順に解説します。

優先①:MEO対策(Googleマップ上位表示・口コミ蓄積)|新規集患の最重要基盤

動物病院の新規集患において、最も費用対効果が高い施策はMEO対策(Googleマップ最適化)です。

Googleマップのローカルパック(上位3件)に表示されることで、今まさに動物病院を探している飼い主に直接アプローチできます。

MEO対策を実施した動物病院では、新規患者が月に10件以上増加した事例も報告されています。逆に、Googleマップの情報が薄い・口コミが少ない状態では、よほど近くにない限り上位3件には入れず、競合に患者を奪われ続けることになります。

GBPの整備では以下の点を押さえましょう。

  • 診療時間・休診日・祝日対応の有無(飼い主が最も気にする情報)を正確かつ最新の状態に保つこと
  • 電話番号・住所・ホームページURLを正確に登録すること
  • 診療科目・対応可能な動物(犬・猫・うさぎ・エキゾチックアニマルなど)を明記すること
  • 院内写真(清潔で整った待合室・明るい診察室・スタッフが動物を優しく扱っている様子)を充実させること
  • 予防接種・フィラリア予防・トリミングなどのサービス内容を登録すること

特に診療時間の更新を怠ると、来院機会の損失に直結します。

口コミはGoogleマップの順位に直接影響します。
口コミ件数200件・平均評価4.7の病院と、10件・4.0の病院では、前者の方が圧倒的に上位表示されやすい状態です。

診察に満足いただけた飼い主さんに「よろしければGoogleマップでの評価にご協力いただけますか」と声がけし、口コミ投稿用のQRコードカードをお渡しするのが最も効果的です。口コミへの返信は必ず行い、「〇〇ちゃんの回復を心よりお祈りしております」のような温かみある文章で返信することで、他の飼い主への信頼感が高まります。

MEO対策の全体的な手順はMEO対策の全手順をご覧ください。費用の目安はMEO対策の費用相場と注意点で解説しています。

優先②:ホームページ整備|「信頼できる先生か」を伝えて来院につなげる

Googleマップで存在を知った飼い主が次に確認するのはホームページです。

動物病院のホームページで飼い主が知りたいことは、「どんな先生・スタッフがいるか」「どんな設備があるか」「料金の目安はどのくらいか」「予約はどうすればいいか」の4点です。これらが明確に伝わるホームページを整備することで、来院のハードルを大きく下げられます。

院長・スタッフ紹介は最重要コンテンツです。ペットの命を預ける動物病院は、「信頼できる先生かどうか」が来院を決める最大の要因です。

院長の顔写真・経歴・診療への想い・得意分野・専門医の資格などを丁寧に記載してください。スタッフ紹介も同様で、スタッフがペットと触れ合っている自然な写真は病院の雰囲気を伝える効果的なコンテンツです。

料金の目安(初診料・各種ワクチン・フィラリア検査・去勢・避妊手術の目安)を掲載することで、「電話して聞くのが怖い」「高そうで行きにくい」という飼い主の心理的ハードルを下げられます。オンライン予約・LINE予約への対応は、特に20〜40代の飼い主の来院を後押しします。

スマートフォンでの表示最適化と、電話番号のタップ発信設定も必須です。

優先③:LINE公式アカウント|既存患者のかかりつけ化とリコール促進

既存の飼い主とLINEでつながることで、継続来院の仕組みをつくれます。

「次のワクチンの時期ですよ」「フィラリア予防の季節になりました」というリコール(再来院促進)の案内を直接届けることで、受診忘れを防げます。

受診後に「〇〇ちゃんの体調はいかがですか?」というフォローメッセージを送ることで飼い主との信頼関係が深まり、口コミや紹介にもつながります。

「症状が軽い場合のご相談はLINEで」という使い方で、かかりつけ医としての関係性を強固にできます。新規の飼い主に対しても、ホームページやGBPからLINE登録に誘導することで、「まずLINEで相談」という来院前の接点をつくれます。

優先④:SNS運用(Instagram)|地域での先行認知をつくる

Instagramはペットを飼っている地域の飼い主に病院の存在を知ってもらうチャネルです。

季節のワクチン・フィラリア予防・夏の熱中症対策などの健康情報、スタッフが院内のペットと触れ合う写真、飼い主から許可を得た患者ペットの回復事例、新しい検査機器・設備の紹介などは動物好きの目に留まりやすいコンテンツです。

「この病院、近くにあって雰囲気よさそう」とフォローしてもらえれば、いざペットの体調が悪くなったときに「あの病院に連れて行こう」となる可能性が高まります。SNSはかかりつけ医になる前の認知・好意形成に機能します。

優先⑤:専門性の打ち出しによる差別化|特定ニーズの飼い主を獲得する

「エキゾチックアニマル対応」
「夜間対応あり」
「歯科専門スタッフが在籍」
「リハビリ・鍼治療も行える」

といった専門性・特徴をGBPやホームページで明示することで、その条件で探している飼い主に絞って訴求できます。

特定の動物種(エキゾチックアニマル・小動物・爬虫類など)への対応を明示するだけで、その動物を飼っている飼い主に強く刺さります。

総合的に「何でも診る」という打ち出し方より、「この点が強い」という特化型の方が選ばれやすくなります。競合病院との差別化軸を明確にすることが、激化する競合環境で生き残る鍵です。

まとめ|動物病院の集患はGoogleマップを起点に仕組み化する

動物病院が取り組むべき集客施策を優先順位順に整理します。

まず①MEO対策でGoogleマップ上位表示と口コミ蓄積の基盤をつくります。
次に②ホームページで院長の信頼感・料金の明示・予約導線を整備して来院のハードルを下げます。
③LINEで既存患者とつながりかかりつけ医化とリコールを促進します。
④Instagramで地域の飼い主への先行認知を広げ、
⑤専門性の打ち出しで特定ニーズの飼い主を獲得します。

飼い主は「今すぐ近くで信頼できる動物病院を探している」という状態でGoogleマップを開きます。

そこで上位に表示され、口コミが充実し、写真から安心感が伝われば、広告費をかけなくても新規の飼い主に選んでもらえる状態をつくれます。

「Googleマップの口コミが競合より少ない」「MEO対策を何から始めればいいか分からない」という方は、FINEXTの無料個別相談をご活用ください。

監修
株式会社FINEXT WEBマーケティングチーム

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島田 拓也のアバター 島田 拓也 代表取締役

株式会社FINEXT 代表。信用金庫での法人営業・マネージャー、IT・SaaS企業での営業・マネージャー経験を経て独立。埼玉・千葉の中小企業向けに、MEO対策・SNS運用・ホームページ制作などWEB集客支援を行う。
地域企業の強みを活かしたWEBマーケティング支援を得意とし、これまで多数の店舗・企業のGoogleマップ集客やWEB問い合わせ増加をサポートしている。

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